えっ!? 中小企業経営者のうち、47.3%が「活用したいと思わないし、していない」
タイトルに記載した実態は、
中小企業向けWeb制作会社紹介サービス「@nifty WEB販促の窓口」が、全国の中小企業の経営者とWeb担当者を対象に、Webを活用した販売促進活動に関する調査を行った結果の一つ。
調査結果等の詳細は、ニフティ社のWebサイトを確認頂ければと思いますが、ここでは個人的な意見や見解をお伝えできればと思います。

※クリックで上記サイトが開きます。リンク切れはご容赦下さい。
ちなみに、この調査対象である「中小企業」とは、従業員規模100名以下の企業を指しているとのこと。
個人的には、主要事業がBtoCなのか、BtoBなのかを基本情報として、それぞれの設問でクロス集計した結果も見てみたかったですね。
先の調査結果は、中小企業の経営者に対して、「Web販促をビジネスに活用できているか」との問いに「活用したいと思わないし、していない」と回答した割合が47.3%というもの。
中小企業向けWeb制作会社紹介サービス「@nifty WEB販促の窓口」が、全国の中小企業の経営者とWeb担当者を対象に、Webを活用した販売促進活動に関する調査を行った結果の一つ。

調査結果等の詳細は、ニフティ社のWebサイトを確認頂ければと思いますが、ここでは個人的な意見や見解をお伝えできればと思います。

※クリックで上記サイトが開きます。リンク切れはご容赦下さい。
ちなみに、この調査対象である「中小企業」とは、従業員規模100名以下の企業を指しているとのこと。
個人的には、主要事業がBtoCなのか、BtoBなのかを基本情報として、それぞれの設問でクロス集計した結果も見てみたかったですね。
先の調査結果は、中小企業の経営者に対して、「Web販促をビジネスに活用できているか」との問いに「活用したいと思わないし、していない」と回答した割合が47.3%というもの。
確かに、全てのビジネスにおいてWeb販促が必須で何より優先すべきものとは言い難いですが、「これはちょっと高いなぁ!」と思いました。
「活用したいと思わない」というのは、これまでに幾つかWeb販促を行ったものの成果につながった成功体験がなくそう思われているのか、ビジネス特性上の考えなのか、単なる強がりなのか。。
ちなみに、同じ設問で、「活用できている」と回答した方は18.0%、「活用したいと思っているが、活用できていない」と回答した方は34.7%とのこと。
それぞれの業種業態によって傾向は大きく変わりそうですが、中小企業だからこそ、その多くがWeb販促の強化でビジネスの効率化や売上拡大につなげられる可能性を秘めていると私は考えます。
ですので、私たちのようなマーケティング支援者がもっと頑張って、マーケティングの重要性やその取り組み内容、あるいは成功事例などを分かりやすく伝えていく必要性をあらためて感じました。
ただ少し気になったのが、
設問Q1.あなたの会社では、WEB販促を実施していますか。(単一回答)
において、経営者とWeb担当者それぞれの立場で傾向が大きく変わっているという点です。
同一企業の経営者とWeb担当者から回答を得られているわけではないようなので、単純比較すべきものではないかもしれませんが、とはいえ、経営者の30.7%がWeb販促を「実施している」と回答しているのに対し、Web担当者の72.0%が「実施している」と回答しているのです。
これはあくまでも一つの仮説ですが、 経営者の中には、Web販促に対する認識が異なる、あるいは現場の実態を把握できていない、などのギャップが少なからず存在しているのではないでしょうか。
もう一つ、Web販促を「活用したいと思わないし、していない」と考える経営者が多い背景として、
設問Q4.あなたがWEB販促を行う上での悩みお答えください。(複数回)
において、Web担当者の36.1%が「予算がない」、さらに34.3%が「成果がわからない」と悩みの上位にあげており、 つまり、投資対効果が不明なものに経営者としては「判断できないし、予算は割けないよ」
といった反応が反映されているのだろうと考えられます。
最後に、
設問Q5.あなたがWEB販促を行う上での相談先についてお答えください。(複数回)
において、「同僚」や「決裁者」が多い結果が出てますが、我々のような「コンサルタント」があまりにも少なく残念に思いました。。
私たち支援者サイドの努力もまだまだ必要ですが、「相談する相手がいない」と考えている中小企業の経営者あるいはWeb担当者の方々には、もっと外部のリソース活用にも目を向けて頂ければ、と期待を込めて願うばかりです。
「活用したいと思わない」というのは、これまでに幾つかWeb販促を行ったものの成果につながった成功体験がなくそう思われているのか、ビジネス特性上の考えなのか、単なる強がりなのか。。
ちなみに、同じ設問で、「活用できている」と回答した方は18.0%、「活用したいと思っているが、活用できていない」と回答した方は34.7%とのこと。
それぞれの業種業態によって傾向は大きく変わりそうですが、中小企業だからこそ、その多くがWeb販促の強化でビジネスの効率化や売上拡大につなげられる可能性を秘めていると私は考えます。
ですので、私たちのようなマーケティング支援者がもっと頑張って、マーケティングの重要性やその取り組み内容、あるいは成功事例などを分かりやすく伝えていく必要性をあらためて感じました。
ただ少し気になったのが、
設問Q1.あなたの会社では、WEB販促を実施していますか。(単一回答)
において、経営者とWeb担当者それぞれの立場で傾向が大きく変わっているという点です。
同一企業の経営者とWeb担当者から回答を得られているわけではないようなので、単純比較すべきものではないかもしれませんが、とはいえ、経営者の30.7%がWeb販促を「実施している」と回答しているのに対し、Web担当者の72.0%が「実施している」と回答しているのです。
これはあくまでも一つの仮説ですが、 経営者の中には、Web販促に対する認識が異なる、あるいは現場の実態を把握できていない、などのギャップが少なからず存在しているのではないでしょうか。
もう一つ、Web販促を「活用したいと思わないし、していない」と考える経営者が多い背景として、
設問Q4.あなたがWEB販促を行う上での悩みお答えください。(複数回)
において、Web担当者の36.1%が「予算がない」、さらに34.3%が「成果がわからない」と悩みの上位にあげており、 つまり、投資対効果が不明なものに経営者としては「判断できないし、予算は割けないよ」
といった反応が反映されているのだろうと考えられます。
最後に、
設問Q5.あなたがWEB販促を行う上での相談先についてお答えください。(複数回)
において、「同僚」や「決裁者」が多い結果が出てますが、我々のような「コンサルタント」があまりにも少なく残念に思いました。。
私たち支援者サイドの努力もまだまだ必要ですが、「相談する相手がいない」と考えている中小企業の経営者あるいはWeb担当者の方々には、もっと外部のリソース活用にも目を向けて頂ければ、と期待を込めて願うばかりです。
- 2016.02.15 Monday
- 調査レポート
- 08:30
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by 堀首 裕芳